≪暑さに負けず≫

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【温暖化が進みます】
厳しい暑さが続いています。皆様、くれぐれもお気を付けください。年齢による感じ方の変化だと思っていましたが、今年の7月は最高気温が35度を超える「猛暑日」が各地で最長記録を更新しました。世界各地でも今年は観測史上暑さの記録更新が続く夏になりそうとの事。
気象庁の公表したヒートアイランド監視報告でも、東京をはじめとする都市部を中心に過去100年間で日本の気温は着実に昔と比べ上がっていることが記載されています。
主な原因として、年々増加する炭素排出量。二酸化炭素ガスを中心とした温室効果ガスが地球を覆うことで、太陽の熱が閉じ込められ、これが地球温暖化や気候変動を引き起こすと言われています。
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【温暖化対策にできる事】
私たちはより暑く、より厳しい気候の未来に物凄いスピードで向かっていることは明らかです。地球温暖化に対してコントロール可能な技術や手段を、地球の生態系が崩壊する前までに対策を打てるのかが重要になります。
普段、近場への移動もエアコンの効いた自動車を使い、車載の外気温メーターが40.0度超えを表示するのを見てゾッとしていましたが、その感覚ですらどこか地球の事を危惧していると言うのではなく「暑い中で仕事をするのは大変だ」と言う自分本位のものでした。
当事者意識をもって温暖化のスピードを少しでも遅らせる為にも、無理のない範囲で徒歩や自転車等を多用したいと猛省しました。
これは不動産にも通じるところで、新しい建物は断熱効果をはじめ優れた技術の進歩が施され見た目も素晴らしいわけですが古い建物であっても、むやみに解体せずにどう活かせるかも選択肢に加え、外壁塗装を施し建物の劣化を防いだり、室内に新技術の設備リフォームを施すなど、弊社の事業の中でも今後、意欲的に「再生」をキーワードに掲げていきます。

【熱中症の怖さ】
温暖化について調べていると熱中症による死亡記事、危険性の情報が沢山出てきます。命の危険があるのは勿論の事、その後の後遺症も脳や内臓に障害を残したり、頭痛や目まいなど様々なものがあるときいていましたが、今回驚いたのが、熱中症になると将来、白内障リスクが約4倍になると言う研究発表でした。
発表した金沢医科大学の佐々木教授によると白内障を引き起こす要因は、強烈な日差しや暑さにより眼内の温度も上昇し、タンパクが変性してしまう、例えると「生卵の白身に熱が加わり、透明の状態から白く変色する現象が目に起きているもの」だそうです。
夏に限らず、目の健康を守るためにもサングラスの着用、小まめな水分補給で体温を下げ、目を冷やすことが大事という事ですので、ご参考に。

【今年の夏の過ごし方】
今年の夏の休日の過ごし方は、涼を求め、かつ子供も遊べるところという事で水上町・川場村・上野村にと川遊びに出かけています。
 各場所共に、綺麗に整備されていて、子供も安心して遊べる為、多くの家族連れが集まります。虫や小魚もいますので、所々で子供たちが虫取り網を振り回しながらの興奮した叫び声やそれを見守る親の笑い声などがなんだかとても平和で心が満たされます。帰りに各地の銭湯・日帰り温泉に浸かってくるのも楽しみの一つ。
上野村は子供の時「ガキ大将スクール」と言うサマースクールに参加していた時の、思い出の場所でもあって、人生の中でリアルプラネタリウムと言っても過言ではない最高の星空を体験したキャンプ場があります。
長男も来年には小学生。自分の経験から考えても、中学生になる頃には、部活に、勉強に、友達との遊びに、と家族で休日を過ごすこと自体が難しくなってくることでしょう。自分が幼少期に体験した感動をどれだけ親として子供に伝えられるか、体験させてあげられるか。意外に時間が無いものです。
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【若者へのアドバイス】
テレビ朝日「徹子の部屋」で、若手のゲストから「親孝行の正解って何ですか?」と相談を受け、黒柳徹子さんは「第一に元気でいる事。ちゃんとお仕事して、寝る事。それを見せることが親孝行だと思う。」と答えました。
誰もが皆、色々不条理、不可解な事に苛(さいな)まれる時も、歯を食いしばって前に進もうと、気持ちで負けずに頑張っていて、全て思い通りに過ごせている人などいません。それでも、シンプルにまず第一に日々を元気で過ごそうと自分に課すことは、きっと良い人生に繋がっていく事なのだと解釈しました。 
もうすぐお盆ですし、ご先祖様をお迎えするにあたって自分は今こうして元気で頑張っていますよ、と伝える事が何よりの親孝行、ご先祖様供養になるのではないでしょうか。

7月31日 広田 金次郎